日本航空(JAL)は7月24日、沖縄の観光情報を提供するスマートフォンアプリ「JAL沖縄」の配信を開始した。JAL沖縄線の機内で配布される特典ブック「ちゅらナビ」に掲載されている店舗情報や、沖縄観光スポット情報、地図機能、SNS機能などを利用できる。iPhoneおよびAndroidスマートフォンで利用可能だ。
JALでは2011年から、月ごとに1つの県に注目し、その県の食材を国内線の機内食に使ったり、機内誌や機内ビデオでその県について紹介する「JAPAN PROJECT」を展開しており、8月は沖縄県にフォーカスしているという。
JAL沖縄では、ヤフーが提供するジオサービス「Yahoo!ロコ 地図」を活用して、現在地周辺の店舗や観光スポットを見つけることが可能。また、「おススメ」特典票を多く獲得した店舗を地図上で表示するため、人気の店舗をすぐにチェックできる。お勧めの特典やスポット情報はFacebookやTwitterで共有することも可能だ。
そのほか、JALのちゅらナビが勧める観光スポットガイドや沖縄方言辞典などのコンテンツを搭載。Androidスマートフォンでは、お気に入りの写真を使ってオリジナルのライブ壁紙を作ることもできる。
JAL沖縄のリリースに併せて、JAL、ヤフー、大日本印刷(DNP)の3社は、おサイフケータイやNFC機能を搭載したスマートフォンをかざすだけで、JAL沖縄アプリを簡単にダウンロードできるNFCスマートポスター「TOUCH!(タッチ)JAL!」を作成し、7月26日から沖縄(那覇)空港の到着ロビー付近に設置。
Yahoo!ロコを活用して、O2O(Online to Offline)の可能性と、NFCとスマートフォンを組み合わせた各種サービスを検証する実証実験を、7月26日~9月30日まで実施する。
NFCスマートポスターは、本物の飛行機の先端部分がはめ込まれた立体ポスターとなっており、日ごろなかなか触れる機会のない飛行機の表面に、実際に触ることができる。ポスターには、DNPのNFC対応リーダーライター「プチポルタ2」が装着されているという。
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