サムスンの最高経営責任者(CEO)は6月、「GALAXY S III」の販売台数が7月末までに1000万台に達すると予告したが、少し早くこのマイルストーンを突破したようだ。
同社の情報技術とモバイルコミュニケーションの部門を統括するShin Jon-kyun氏は記者団に対し、この「Android」搭載スマートフォンの販売台数が1000万台を超えたと語ったが、具体的な数字は明かさなかった。Yonhap News Agencyが伝えた。約2カ月間、毎日19万台のGALAXY S IIIが売れた計算になる。
同機種はサムスンの旗艦モデルで、AT&T、Sprint、T-Mobile、Verizonが取り扱う、市場で最も人気の高いスマートフォンの1つだ。6月、Sprintは同機種の「圧倒的な需要」のため、6月21日に予定していた発売を延期せざるをえなくなったと発表している。
しかし、同機種の販売を続けるためには少々苦難もあった。Appleとサムスンの特許争いの対象になり、Appleが米国での同機種の販売差し止めを確保しようと試みたのだ。しかし、この努力は訴訟件数が過多となったため保留とされた。
GALAXY S IIIは、デュアルコアプロセッサと4.8インチのHD SUPER AMOLEDディスプレイ(解像度1280×720)を搭載している。米CNETの「Editor’s Choice」でも取り上げられ、最高で5つ星のところ4つ星の評価を獲得した。レビュアーのJessica Dolcourtは同機種について、「優れた最上位機種」であり「高性能ハードウェアと創造的ソフトウェアの特長」を備えていると評している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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