検索クエリを入力し、その結果が表示されるまで待つ時代は終わりに近づいているようだ。2010年9月に導入された「Google Instant」により、クエリを最後まで入力しなくても、その答えが検索結果のページに表示されるようになった。さらにGoogleは米国時間7月12日、小売関係の広告主向け試験プロジェクト「Search As You Type」を発表し、一部の広告主に対して独立した機能としてこの技術の提供を開始した。
このサービスは、ウェブサイトの現行の検索機能を強化するもので、サイト訪問者が検索クエリを入力し始めると同時に、画像も含めた検索結果がドロップダウンウインドウにリスト表示される。
Googleによれば、このサービスにはサイトのコンバージョン率や売り上げを向上させる効果が見込まれるという。このサービスはクラウドベースで、小売店側に機器を設置する必要はない。Googleでは、当面の間、「Google AdWords」を利用する小売業者に対してこのサービスを無料で提供することにしているが、検索クエリ数には年間2500万件という上限が設けられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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