Googleは米国時間9月8日、同社検索エンジンでの検索をより高速にした「Google Instant」をローンチした。ユーザーが検索語を入力するや否や、検索結果の表示を開始する。
同社によると、同機能では、自動サジェスト機能に対する結果とほぼ同程度の速さで検索結果を表示するため、ユーザー検索は2〜5秒短縮されるという。実際、同機能では、Auto Suggestの第1候補に対する検索を、ユーザーがそれを選択する前から自動的に実行する。
Googleは、すべてのユーザーがこのインスタントインターフェースに移行した場合、1秒あたり11時間の検索時間が短縮されることになると見積もっている。
インスタント検索結果にかかわらず、ユーザーは、検索語を入力してEnterキーまたは検索ボタンをクリックすることにより、従来どおりにGoogleを使用することもできる。ユーザーは、自分の検索ページではインスタント検索を使用しないように設定したり、Google Instant検索自体を利用しないように設定したりすることも可能である。
インスタント検索を試してみたい読者は、このリンクをクリックしてほしい。この新サービスを利用するには、「Google Chrome」「Firefox」「Safari」、または「Internet Explorer 8」が必要である。また同サービスの提供は、米国、欧州のほぼ全域、およびロシアに限られている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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