Microsoftは、「Windows XP」「Windows Vista」「Windows 7」を使用するユーザー向けに39.99ドルで「Windows 8 Pro」へのアップグレードを提供する。
Microsoft関係者らは米国時間7月2日、この最新プロモーションに関する詳細をWindows Teamブログで明らかにした。
今回の価格は、MicrosoftがWindowsの「アップグレード」バージョンに対してこれまで課していた価格よりもかなり安くなっている。Windows 7の場合、Microsoftはユーザーに対し、およそ119〜219ドル(推定小売価格)で互換性のあるVistaのバージョンからWindows 7へのアップグレードを提供していた。
2日付けの同ブログによると、Windows.comで提供される今回の価格は、131の市場で有効であるという。Windows Media Centerは、アップグレード後の「Add features」(機能追加)オプションによって、このバンドルに無償で追加することができる(Microsoft関係者らは以前、Windows Media CenterはWindows 8 Proのアドオンとして低価格で提供される予定だと述べていた)。
Windows.comでWindows 8 Proアップグレードを購入したユーザーには、バックアップDVDを15ドル(送料および手数料を除く)で購入するオプションも提供される予定である。最寄りの店舗での購入を希望するユーザーは、このプロモーション期間にWindows 8 ProへのアップグレードのパッケージDVD版を69.99ドルで購入できる予定だ。
Windows 8 Proへのアップグレードに関するこのプロモーションは、オンラインおよび小売店舗ともに2013年1月31日まで提供される。Microsoftのある広報担当者のツイートによると、Windows 8の一般発売とともに同プロモーションの提供が開始するという。
Microsoft関係者らは最近、もう1つのWindows 8アップグレードプロモーションを発表している。2012年6月2日〜2013年1月31日に新しいWindows 7搭載PCを購入したユーザーに対し、Windows 8へのアップグレードを14.99ドルで提供するというものである。
またMicrosoft関係者らは2日付けの投稿で、提供されるWindows 8へのアップグレードパスをより一般的な形で正式に明らかにした。Windows 8 Proにアップグレードする際の設定、ファイル、アプリの移行については、以下の通りとなっている。
筆者は先週末、XP、Vista、およびWindows 7のユーザーに提供されるWindows 8へのアップグレードについて、一部に対して共有されたより詳細な情報に関する記事を執筆していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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