Appleは次の「iPhone 5」で同製品の刷新を図るとともに世界中で使えるスマートフォンとして訴求力を強めるというのが、アナリストShaw Wu氏の見方だ。
6世代目となるiPhoneでは3つの大きな改良が考えられるとWu氏は言う。Intel製チップを採用することで、Appleの次世代iPhoneは形状が一新され、画面がやや大きくなり、4G LTEに対応する、と同氏はみている。これらの機能によって次世代iPhoneは現行の「iPhone 4」や「iPhone 4S」以上に魅力的な製品となり、新しい顧客を獲得すると同時に、現在のiPhoneユーザーにもアップグレードを促すはずだ。
次世代iPhoneに関するその他の報道やさまざまなうわさも、本体の形状変更、4インチ画面、LTEのサポートを指摘している。
しかし、世界最大のスマートフォン市場である中国の現状を考えると、AppleはiPhone 5を中国の顧客に確実にアピールする製品にすることも考えるだろう、とWu氏は述べた。
次世代iPhoneはChina Mobile独自のTD-SCDMA 3Gネットワークに対応するはずだ、とWu氏は言う。China MobileとChina Unicomは、どちらも4G LTEをテストしている。しかし、LTEの完全対応は数年先になるため、Appleが中国市場で影響力を獲得するつもりなら、3Gのサポートは欠かせない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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