投資銀行Piper JaffrayのIT業界レポートによると、Appleは10月の新製品発表という慣行にならい、「iPhone 5」の発売を秋へと遅らせる可能性が高いという。
発売時期のずれ込みは、線幅28ナノメートルのQualcomm製モデムチップの供給問題が原因だという。なお、同チップを採用することで、次期iPhoneはLTEをサポートするようになるという。
同レポートには、「iPhone 5は、革新的なボディデザインを新たに採用する」だけではなく、「LTEをサポートし、線幅28ナノメートルのQualcomm製ベースバンドモデムを利用すると見込まれる」と記されている。
Reutersが米国時間4月18日に伝えたところによると、Qualcommは操業コストを押し上げる「製造上の制約」が存在するため、需要に応えられないという。
Qualcommの最高財務責任者(CFO)であるBill Keitel氏はReutersに対して、需要が供給を大幅に上回ったため、「早急に供給能力を引き上げるために投資を行うことを決定した」と語っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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