ベールを脱いだ「Windows Phone 8」--マルチコアプロセッサやNFCをサポートへ - (page 2)

Jessica Dolcourt Lynn La (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年06月21日 09時26分

 このような小サイズおよび中サイズのタイルはOSを通じてデフォルトで表示できるが、Windows Phone 8では、サードパーティーのアプリ開発者も、自らのアプリがダブルワイドタイルのフォーマットで表示される際の外観について、デザインが可能になった。従来このオプションを利用できるのは、Windows Phone本体、OEMメーカー、および通信事業者だけだった。

 また、タイルの色とテーマの種類が増えるため、パーソナライズとカスタマイズの余地が広がる。また、「Windows Phone 7」搭載端末はWindows Phone 8にはアップグレードできないものの、少なくとも新しいスタート画面は利用可能だという。

Windows Phone 提供:Josh Miller/CNET

短距離無線通信(NFC)とモバイルウォレット

 新たにNFCをサポートすることで、Microsoftは独自のウォレットおよびモバイル決済体験を提供する。

Windows Phoneと「Windows」

 Windows Phone 8では、デスクトップ版Windowsで使用されているのと同じネイティブコードの多くが共有される。これらのコードとしては、ファイルシステム、ネットワーキングスタック、セキュリティモデル、メディアパイプライン、デバイスドライブ、ネットワーク機能、グラフィックスコードなどが挙げられる。

 コードリソースを共有することにより、Windows開発者にとってはWindows Phone用アプリの開発や移植がより簡単に行えるようになると、Microsoftは説明している。

「Skype」などのVoIPサービスとのシームレスな連携

 Microsoftは、Skype(Microsoftが所有)をはじめとするVoIP通話アプリを統合する。これにより、これらのサードパーティー製サービスを通じての通話の発信と着信は、通常の通話機能と同じようなルックアンドフィールで行えるようになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]