Googleはこの5年間、「Safe Browsing API」などのテクノロジを通して、ウェブ上のマルウェアやそのほかの攻撃(政府が支援する攻撃も含む)からユーザーを積極的に保護してきたと自負している。Googleは米国時間6月19日のブログ投稿で、同社のアンチマルウェア対策の一部について、いくつかの数値データを公表した。
同社は、アンチマルウェアテクノロジをさまざまな新分野に拡大しようとしており、それには即座に実行されるフィッシング検出とダウンロード保護をChromeブラウザ内に追加や「Android」アプリの保護の強化のほか、Chrome拡張や「Chrome Web Store」で提供されるプラグインのマルウェアスキャンを実行する計画がある。広報担当者は、これらの取り組みについて、詳細なコメントを控えた。
同社はブログ投稿の中で、「ウェブをより安全にするわれわれの取り組みの明白な効果、そして、ユーザーを危害から直接保護するわれわれの能力は、Safe Browsingチームの全メンバーにとって大きなやる気の源になっている。われわれの無料のデータフィードが、この分野における学術的研究で事実上の比較の土台になっていることも嬉しく思う」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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