「Google Offers」は本質的には他のクーポン共同購入サイト(「Groupon」「Living Social」)とそれほど大きな違いはない。登録ユーザーは、常連客になりうる顧客に大幅な値引きを提供したいと考える地元商店のクーポン情報を掲載した電子メールを毎日受け取る。
唯一の実質的な違いは、Googleはこれまで、購入したクーポンの閲覧、整理、使用を容易にするためのネイティブなiOSアプリを最近まで提供していなかったという点だ。
iPhoneのディスプレイに表示されてしまう不細工なアイコンを補って余りあるほど、Google Offersアプリは実際、なかなか素敵だ。Google Offersのアカウントにログイン(またはアカウントを登録)するとすぐに、米国内の目的の都市を選んで最新のクーポンをチェックすることができる。
ユーザーは、従来のリストビューのほかにマップビューを選択でき、近くでどのようなディスカウントが提供されているのかを見ることが可能だ。好きなクーポンを見つけて選択した後もう一度タップすると購入手続きに進む。購入後は「My Offers」をタップすれば購入済みの全てのクーポンを確認することができる。
どこで食事するか、または何をするかをなかなか決められないことが度々ある筆者のような人にとっては、購入したクーポン向けのマップビューが特に便利だ。地図を見れば、既に購入したクーポンのうちどれが近くで利用できるのかが簡単に分かる。
Google Offersは、米国においてAppleの「iTunes App Store」で無料提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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