シャープは6月18日、都内で記者発表会を開催し、通信キャリア各社から発売される予定の2012年夏モデルを紹介した。NTTドコモから3機種、KDDIから3機種、ソフトバンクモバイルから5機種、ウィルコムから1機種の全12機種で、このうちAndroidスマートフォンが9機種、フィーチャーフォンが2機種、PHS端末が1機種となる。
シャープでは、スマートフォンユーザーを、黎明期から使い続けている「最先端嗜好層」、2011年ごろにフィーチャーフォンから買い換えた「先進嗜好層」、いままさに買い換えが進んでいる「安定嗜好層」の3つの層に分類しており、「2012年は安定嗜好層のフィーチャーフォンからの買い換えが一気に進む」(シャープ通信システム事業本部 グローバル商品開発センター副所長 兼 プロダクト企画部長の河内巌氏)と見ている。
そのため2012年夏モデルでは、顧客ごとの嗜好性や目的に合わせた幅広い端末を揃えたという。ラインアップとして、最新技術で新たな価値を提供する「ハイパフォーマンスライン」、手ごろなサイズ感と楽しさを詰め込んだ「スタンダードライン」、通話やメールが中心のユーザー向けの「ベーシックライン」の、大きく3つのラインを用意した。
ハイパフォーマンスラインでは、NTTドコモの「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」や「AQUOS PHONE sv SH-10D」、KDDIの「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」、ソフトバンクモバイルの「AQUOS PHONE Xx 106SH」をラインアップ。
これらの端末は、大画面でありながら省電力を実現する高透過CGSilicon液晶や、色再現性に優れた画像処理エンジン「ProPix」を搭載したカメラ、1.5GHzのデュアルコアCPUなどの新技術を搭載している。
スタンダードラインでは、NTTドコモの「AQUOS PHONE st SH-07D」、KDDIの「AQUOS PHONE SL IS15SH」、ソフトバンクモバイルの「PANTONE 5 107SH」など、片手で操作できるコンパクトサイズの端末を用意。
ベーシックラインはフィーチャーフォンを中心に、ソフトバンクモバイルの「かんたん携帯 108SH」や「THE PREMIUM9 WATERPROOF SoftBank 109SH」、多彩なカラーが特徴のウィルコムのPHS「PANTONE WX01SH」などを用意した。
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