知的財産追跡ブログのFOSS Patentsが発見した新しい裁判所提出書類によると、Appleは、同社が保有する2件のソフトウェア機能関連特許をサムスンの「Galaxy S3」が侵害しているとして、S3の米国における販売差し止めを求めているという。
Appleは米国時間6月5日に提出されたその申立書の中で、「Galaxy S3には、『Galaxy Nexus』で既に争点になっている、特許侵害に当たる機能の2つが含まれているため、Galaxy S3はGalaxy Nexusと明確な違いがない」と述べた。
問題になっている2件の特許は、米国特許番号8086604と米国特許番号5946647である。前者は「統合検索」、後者は「構造を対象とするリンク」に関するものだ。
Galaxy S3は6月21日より、米国の通信キャリア5社で発売される予定だ。ほかの複数のサムスン製デバイスが含まれるGalaxy製品シリーズは、Appleが2011年4月に提起した特許侵害訴訟の標的になっている。Appleは、「iPhone」と「iPad」を含む「iOS」デバイスの「独創性のない」コピー製品をサムスンが作っていると非難している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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