新たな報道によると、次期主要バージョンの「iOS」では一段とソーシャル化が進むという。
TechCrunchは、Appleの「iOS 6」に「Facebook」への接続が組み込まれるとの情報を入手したと報じた。iOS 6は、開催まであと10日ほどとなったAppleの開発者向け年次会議で発表されると見られている。
同報道によると、Facebookの統合により、アプリ開発者はより簡単な方法でユーザーにFacebookアカウントでログインさせることができるようになるという。おそらく、アプリからいったん抜けてFacebookのアプリに切り替えるという現状での操作は行わなくて済むだろう。
Facebookが「Twitter」と並んで共有オプションに含まれるようになるのかについては言及されていない。Twitterは2011年、「iOS 5」の標準機能として追加されており、2012年夏にリリースされる「OS X Mountain Lion」に組み込まれることになっている。
注目すべき点は、Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏がつい先日、同社とFacebookとの関係に「引き続き注目してほしい」と述べていることだ。Cook氏は米国時間5月29日、「D10」カンファレンスでのインタビューで、同氏がソーシャルネットワーク大手のFacebookに対し「大きな敬意」を抱いており、「同社ともっと多くのことができると考えている」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス