オーストラリアを含む一部の国々では、Appleの「iPad」のWi-Fi版が「iPad Wi-Fi + 4G」と呼ばれていることに対し、不満の声が上がっていた。
というのも、iPad Wi-Fi + 4Gは、例えば、オーストラリアのLTEネットワークでは動作しないからである。同国のLTEは700MHzではなく1800MHzの周波数帯で運用されているためだ。700MHzは今でもアナログテレビに使用されている。
そんな中、9to5Macが伝えているように、Appleが一部の国でiPad Wi-Fi + 4Gの名称を変更した。
新しい名称は「iPad Wi-Fi + Cellular」だ。
その新名称は多くの国々で確認されているが、例えば、筆者の愛するポーランドでは未だに4Gが支配している。
Appleはこの名称変更に関して、まだ公の場でコメントしていない。
もっとも、オーストラリアでは、Appleは以前よりiPadの公式ページ上に、「現在、オーストラリアの4G LTEネットワークおよびWiMAXネットワークとは互換性がない」という説明文を掲載している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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