中国に拠点を置くProview TechnologyのAppleに対する商標権侵害の訴えが、カリフォルニア州の判事によって棄却された。
棄却は現地時間5月4日付の裁判所命令に記されており、The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間5月8日午後に記事にしている。その文書の中で、サンタクララにあるカリフォルニア州最高裁判所のMark Pierce判事は、本件の棄却を求めるAppleの申し立てを認めた。Appleは、訴状が提出されたすぐ後に棄却を要請していた。
WSJによると、本件の棄却を求める申し立てが出されたのは、両社が香港で論争の解決に向けて合意したことが理由だったという。
一部報道によると、両社は中国での関連訴訟で、和解に達しようとしているという。Proviewの主張の根幹にあるのは、同社の子会社が「iPad」の商標をAppleに売却したが、実際にはその子会社にそれを行う権限はなかった、という考えだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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