これまで紛らわしかったMicrosoftの「Windows Live」というブランド名に対し、かなり以前から求められていた整理が実施されようとしている。
「Building Windows 8」ブログの米国時間5月2日付けの投稿によると、Microsoftは、Windows Liveというブランド名を廃止する予定であるという。一連のWindowsアドオン(「Messenger」「Photo Gallery」「Movie Maker」「Writer」「Live Mesh」「Family Safety」など)に対する「Windows Live Essentials」の名称は使用されなくなる。「Hotmail」や「SkyDrive」といったLive Essentialsには含まれないWindows Liveのその他のサービスも、よりシンプルな名称に変更される。
以下に、Microsoftによる新名称に関する一覧表を示す。
多くのWindows Liveサービスは、Windows 8では「app(〜アプリ)」と呼ばれることになる。Microsoftは、2012年2月にリリースした「Windows 8 Consumer Preview」でこれらアプリのいくつかをプレビューした。
ここで1つの疑問が生じる。「Windows Vista」や「Windows 7」を使用する現行の「Windows」ユーザーで、これらのサービスのWindows 8版(すなわちアプリ)でないバージョンを現在使用しているユーザーはどうなるのだろうか?サポートは継続されるようだが、それらのサービスにいつ、どのようにして新機能が追加されるのかは明らかではない。Microsoft関係者らは、その計画に関するコメントを避けた。また、同社の広報担当者は、2日の投稿がWindows Liveサービスの現行バージョンを段階的に廃止する予定であることを意味するものなのか、そうであるとすれば、いつどのようにそれが実施されるのかについても、コメントを避けた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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