今、企業として--モバイル向けサイトを考え直すべき時、来る

Jason Hiner (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年05月01日 07時30分

 モバイル端末は近々、数の上でコンピュータを凌駕することになる。このため、モバイル向けのサイトもその状況に見合ったものへと進化させる必要がある。あなたの会社ではそういった準備が整っているだろうか?


提供:iStockphoto/jonya

 2007年以前の携帯電話でのウェブサーフィンというエクスペリエンスは惨めなものでしかなかった。筆者自身もBlackBerryやPalm Treo、Windows Mobile端末などでウェブサーフィンを試みたことがあるものの、応答速度があまりにも遅く、使い物にならない状態にイライラさせられた記憶がある。このため、モバイル端末からのウェブアクセスがコンピュータ並みになる日を待ち焦がれていたわけだ。

 そういった日が既にやって来ていることは明らかだ。実際のところ、われわれのほとんどはこの状況に慣れっこになってしまっている。スマートフォンの出荷台数が2011年に初めてPCを上回ったのは、こういった状況があったためだと言っても過言ではないだろう。そして、スマートフォンの出荷台数がPCのそれを引き離していく傾向にはどんどんと拍車がかかっているため、企業レベルでこの傾向に適応するとともに、顧客のモバイルエクスペリエンスを根底から考え直さない限り、多くの企業が存亡の危機にさらされるはずだ。

出荷台数では、モバイル端末がPCを大きく引き離そうとしている

 では、駆け足で過去を振り返ってみよう。

 2007年のiPhone発売を機に、スマートフォンは本格的なインターネット端末へと変貌を遂げた。第1世代のiPhoneは3Gネットワーク対応ではなかったため、そのウェブエクスペリエンスはあまり満足のいくものではなかったものの、新たなモバイルユーザーインターフェースが実現されており、Wi-Fi接続での使用時には、ウェブの世界が丸ごと手の中に収まるという未来を垣間見ることができた。

 iPhone(そして、それに続いてAndroid端末やWindows Phone 7端末)が登場する前までは、ウェブ接続に使用されるシステムの90%はWindows搭載PCであった。ほんの5年ほど前までそういった状況であったとは、今では信じ難いことである。

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