Googleは米国時間11月1日、「GoMo」と呼ばれるイニシアチブを公開した。このイニシアチブは、互換性診断ツールを利用して企業が自社のモバイル端末向けウェブサイトを構築できるようにすると同時に、モバイルサイト開発者のリストを提供するものだ。
このサイト名は今週になってブログサイトFusibleが報じていた。そのときはパスワードでウェブサイトが保護されていたが、1日に公開されたことがTechCrunchによって伝えられた。
Googleによると、モバイルプラットフォームの開発は、オンラインビジネスにとって重要な要素であるという。重要なのは、質の悪いモバイルサイトを持つ企業をユーザーは好ましく思わないという点だ。
「GoMoMeter」と呼ばれるテスト機能にURLを入力すると、そのサイトが「Android」携帯電話でどのように読み込まれるかを見ることができる。さらに、読み込みにかかる時間や、画像が正しく読み込まれているか、テキストが読めるか、ナビゲーションリンクを指でタップできるかといった分析結果が示される。
「モバイル戦略の開発とサイトの立ち上げを支援できる」企業としてリストに載っているベンダーは、Atmio、DudaMobile、iLoop Mobile、July Systems、Kishkee、Mobify、Moovweb、Netbiscuits、Unbound Commerce、Wrapple、Wixなどで、Googleの「Site Builder」も挙げられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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