世界最大の消費者向け電子機器メーカーである韓国のサムスン電子は現地時間4月27日、2012会計年度第1四半期(3月31日締め)の決算を発表した。好調なスマートフォン事業に支えられ、記録的な利益を計上している。
サムスン電子は、第1四半期(3月31日締め)の純利益が前年同期の2兆7800億ウォンから82%増加し、過去最高となる5兆500億ウォン(約44億5000万ドル)を記録したと発表した。同四半期の営業利益も過去最高の5兆8500億ウォンで、4月6日に発表した決算見通しと一致している。
携帯電話部門の利益は4兆2700億ウォンで、利益全体の73%を占め、前年同期の3倍になった。また同部門は、スマートフォン「Galaxy S」と「GALAXY Note」の販売が好調だったおかげで、営業利益率も前年同期の11%から18.4%へと大きく伸ばした。アナリストらの推算によると、サムスン電子は約9000万台の携帯電話を販売し、そのうちの約4400万台がスマートフォンだったという。
テレビおよび家電事業の利益は、前年同期の800億ウォンから5300億ウォンに急増した。一方で、半導体部門の利益は前年同期比54%減の7600億ウォンだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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