故Steve Jobs氏は非の打ち所がない人物ではなかったかもしれないという見方が、ここ1年ほどで相応の注目を集めているようだ。
こういった見方は総じて、世の中にいる一般の人を喜ばせている。
このため、米国時間4月26日に発刊されたばかりのKen Segall氏の書籍「Insanely Simple: The Obsession That Drives Apple's Success」(とてつもなくシンプル:Appleに成功をもたらした執着心)からのエピソードを紹介し、Jobs氏のイメージを少し回復させておくのもよいだろう。
Appleに関する噂を取り扱うサイトであるMacRumorsの人々は、夜を徹してこの本を読んだようだ。彼らは、Jobs氏が100万人目のiMac購入者のためにしてあげたかったことについてのエピソードを記事で採り上げている。そう、「したかったこと」ではなく、「してあげたかったこと」である。
おそらくは小説「チョコレート工場の秘密」に登場するウィリー・ウォンカにヒントを得たのだろうが、Jobs氏は100万台目のiMacの箱に金色のチケットを入れたいと考えていたという。Jobs氏のアイデアが実現していれば、このチケットを手にした人は購入代金を返金してもらえるとともに、クパチーノにあるApple本社を見学させてもらえるはずだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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