長文テキストの編集向けに設計された「Jota Text Editor」

アプリ名:Jota Text Editor(Ver.0.2.11)
金額:無料(2012年4月11日時点)
カテゴリ:会議に役立つ
開発:Aquamarine Networks.
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★★☆

  文章やプログラムを書く人にとって欠かせないのが、テキストの入力や編集に特化したテキストエディタ。事実、編集者やプログラマーの中には、テキストエディタに対して強いこだわりを持つ人も多いのではないだろうか。最近ではAndroidでも、タブレットを中心にキーボードが利用できる機種も増えたことから、長文テキストの入力や編集に利用したいと思っている人もいることだろう。そこでお勧めしたいのが、PCのテキストエディタに非常に近い機能を備える「Jota Text Editor」だ。

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約100万文字のテキストファイルを編集可能で、長文のテキストを快適に編集できる機能が豊富に備わっている

 このアプリは長文を編集するのに作られたこともあり、およそ100万文字ものテキストファイルの編集が可能。しかもUnicodeやEUC、ShiftJISなど多彩な文字コードに対応しているので、PCで編集したさまざまなフォーマットのファイルを、文字化けを起こすことなくそのまま読み込んで編集することもできる。

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UnicodeやShiftJISなど、日本で多く利用されている文字コードをはじめとして、多様な文字コードに対応。しかも自動で文字コードの判別をしてくれる

 テキストの入力や編集ができるのはもちろんのこと、改行やスペース、タブなどを記号で表示してくれたり、行番号を表示したりできるなど、文章の入力や編集に欠かせない機能が豊富に用意されている。画面下部のツールバーを使えば、コピーや貼り付けなどの編集作業も簡単にできるだろう。

 さらにメニューから「検索」を選べば、テキスト内に含まれたキーワードを検索することもできる。ここでは単にテキストを検索するだけでなく、検索したワードを別のワードに置換したり、設定を変えることで正規表現を用いた検索ができたりするなど、玄人も満足の仕組みも用意されている。

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検索機能では、キーワードの検索ができるのはもちろん、検索キーワードを別のワードに置換することもできる

 そしてもう1つ、特筆すべきはカスタマイズ機能だ。Jota Text Editorでは、画面や文字の色、フォントサイズなどの表示面から、テキストの折り返し幅、キーの入力方法やツールバーの設定項目など、多岐にわたる項目をカスタマイズできる。テキストエディタは自分好みの設定に徹底的にカスタマイズして使い込む人が多いことから、細かな設定の変更が可能な点は評価できるだろう。

 またJota Text Editorには、「ダイレクトインテント」という機能も用意されている。これは、メニュー内の項目に、テキスト入力をサポートするマッシュルームを登録しておき、ワンタッチで呼び出しやすくできるもの。これを活用すれば、普段利用しているマッシュルームが扱いやすくなり、より文字入力がしやすくなる。

 決して多くはないかもしれないが、日常的に長文のテキストを入力する人にとって、テキストエディタはなくてはならない存在だ。Androidでも快適にテキスト入力や編集をしたいと思ったら、Jota Text Editorはぜひ利用をお勧めしたいアプリといえる。

  • 画面下部のツールバーをはじめとして、表示や機能など、さまざまな個所の設定を変更してカスタマイズできる

  • 設定を変更すれば、文字や背景の色が変えられるのはもちろん、改行やスペースを表示したり、行番号を付けたりすることもできる

  • ダイレクトインテント機能により、メニューキーを押した時の左から3番目の項目に、特定のマッシュルームを割り当てることも可能だ

>>「Jota Text Editor」のダウンロードはこちらから

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