Androidには標準で「Googleカレンダー」と同期できるカレンダー機能が搭載されており、単体でも予定の管理ができないことはない。だが実際に使ってみると、月表示にした時に予定の内容が確認できない、Googleのタスク管理サービス「Googleタスク」と連携できないなど、不満に思うことも少なくない。そうした不満を解消するアプリの1つに「ジョルテ」がある。
ジョルテは、Googleカレンダーはもちろんのこと、独自のクラウドサービス「ジョルテクラウド」との同期も可能なスケジュール管理ツールだ。標準のカレンダー機能と同様に、スケジュールの追加や閲覧ができるのはもちろんだが、特筆すべきはその機能の充実ぶりにある。
1つ目は、豊富なスケジュール管理機能だ。単に予定の内容や時間、場所を入力するだけでなく、アイコンや記号を付けて予定を分かりやすくできる。さらにテキストを入力する際は、音声による入力が標準でサポートされているので、キー入力不要で素早くスケジュールの登録ができるのも嬉しい。
2つ目は「ToDo」、すなわちタスク管理機能が用意されていること。「しなければならないこと」を登録しておき、終了したらチェックを付けるものだが、仕事などを忘れずにこなすには必須の機能であり、これがサポートされていることは非常に大きな意味を持つ。しかもこのToDo機能はGoogleタスクと同期できるので、Googleカレンダー上でToDo機能を利用している人なら大いに助かるだろう。
3つ目は、表示が見やすく予定の確認がしやすい上、カレンダーの表示方法(リフィル)も多彩だということ。表示項目が狭い月表示のリフィルであっても予定の内容の一部が確認できるのに加え、システム手帳風など3種類の週表示、さらに2週間表示や5日間表示など、さまざまなリフィルで登録した予定の確認が可能だ。またウィジェットとして設置することもでき、ホーム画面上からも見やすいリフィルで予定の確認ができるようになっている。
これに加えて、画面の細かなカスタマイズができるというのも、大きなポイントといえる。カレンダーの色を変えたり、フォントを変えたりすることでカレンダーの雰囲気をがらりと変えられるほか、六曜や週番号など、さまざまな要素の表示・非表示を選択できるのだ。
非常に豊富な機能を備え予定の管理がしやすい上、Googleカレンダーや独自サービスとの同期も可能であるなどクラウドへの対応も抜かりがなく、場所を選ばずスケジュール管理ができる。スマートフォンで本格的にスケジュール管理したいと考えているなら、ぜひお勧めしたいアプリだ。
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