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「Google Chrome 18」安定版リリース--グラフィックス性能などが改善

Seth Rosenblatt (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦2012年03月29日 12時09分
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 「Google Chrome 18」の安定版が米国時間3月28日に公開された。Windows、Mac、Linux、および「Chrome Frame」向けバージョンが用意されている。今回のリリースでは、「WebGL」と「Canvas 2D」の両方を改善し、新旧のコンピュータについてこの2つの方式でグラフィックスの表示性能が向上している。

 Chromeを使う古いWindowsとMacにおけるWebGLの機能向上のため、TransGamingからライセンスされたソフトウェアラスタライザ「SwiftShader」が導入されている。SwiftShaderは、マシン内蔵のグラフィックスプロセッサを用いるChromeのアクセラレーション機能が動かない場合にのみ作動する。Googleは今回の更新を発表するブログで、「ウェブ上の基本的な3Dコンテンツにより多くのユーザーがアクセスできる」ようにするため、サードパーティーであるTransGamingのソリューションに行き着いたと説明している。

 Canvas 2Dの変更では、同じく古いPCにおいてゲームやアニメーションのグラフィックス処理が高速になる。Googleはこの改良型Canvas 2DをChromeのベータ版に初めて取り入れた際、多種多様な古いハードウェア構成によってこの改善の実装に重大な遅れが生じていると述べていた。今回の安定版でも、Linuxではこの機能は搭載されていない。

 今から約6週間後に発表が予定されている「Chrome 19」と、6月の「Google I/O」カンファレンスの直前に登場が予想される「Chrome 20」で、Googleの「Native Client」(NaCl)技術は完全に実装される。NaClとそのAPIセットである「Pepper」は、Chrome 19の開発者版ですでに部分的に利用可能な状態にある。同社によると、Pepperではゲーム専用機レベルのグラフィックスに近いゲーム機能のサポートがブラウザで可能になるという。

 Chrome 18ではほかにも、「Adobe Flash」のプラグインが最新版になったほか、セキュリティやバグの修正が多数行われている。報告されている9件のセキュリティ修正では、深刻度が「Critical」のものはなかったが、「High」とされる修正は数件あった。

 Chrome 18の更新履歴はこちらで確認できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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