Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏が中国を訪れている。といっても、休暇を過ごしているわけではなさそうだ。
「iPhone」メーカーのCEOが現地時間3月26日、北京の大悦城(Joy City)にあるApple Storeに姿を見せ、自社製品を絶賛したり、従業員と言葉を交わしたりした。店舗を訪れたCook氏は中国にいる理由を明らかにしなかったが、その理由については様々な憶測が飛び交っている。
Apple関連情報ブログのAppleInsiderは米国時間3月26日、情報筋の話として、Cook氏が中国を訪れたのは、同国でiPhoneを提供している通信事業者2社、China Telecom(中国電信)およびChina Unicom(中国聯通)と次世代iPhoneについて話し合うことが目的の可能性があると報じた。さらには、China Mobile(中国移動通信)とも、次世代iPhoneの提供に関して交渉を進めている可能性があるという。
いずれの話も驚くことではないが、Cook氏は何より、中国移動通信との契約成立を狙っているのではないだろうか。6億6000万人余りのユーザーを抱える中国最大の通信事業者中国移動通信は、Appleにとって最も魅力的であると同時に、最も交渉が難航しているパートナー候補だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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