Appleの株価が米国時間3月15日、一時600ドルに達した。3月16日の新しい「iPad」の発売開始を前に、マーケットが新しいiPadの好調な売り上げに期待したためである。
株価は、3月15日朝に1.8%上昇し600ドルに達した。その後値を下げ、585ドルで取引を終了。現在の時価総額は5500億ドルを上回る計算だ。この歴史的快挙の1カ月前には、同社の株価が500ドルに達したばかりだった。同社の株価は、2011年のクリスマス前には403ドルであったが、3年前から上昇の一途をたどっている。
一部のアナリストは、Appleが、スマートフォン市場における強みや、デスクトップとラップトップの市場における成長とともに、タブレット市場においても支配的な地位にあることから、3月11日の週に同社の株価の予測を引き上げた。たとえば、Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏は、同社の株価の予想を670ドルから718ドルへ引き上げ、現在700ドルに向け上昇すると予測している。
「iPhone」の売り上げの記録に支えられ、Appleは2012年第1四半期決算(2011年12月31日締め)に売上高が463億3000万ドル、利益が130億6000万ドルという過去最高の四半期決算を記録した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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