iPad 2では、前面と背面に1つずつ、合計2つのカメラが追加されたが、どちらもiPhoneに搭載されているカメラに迫る画質ではなかった。iLoungeは1月初め、Appleは次のiPadに機能が大幅に向上したカメラを搭載しようとしていると報じ、前面カメラでは「FaceTime」をHD品質で行えるようになり、背面カメラはiPhone搭載カメラの品質と同レベルになるとした。 2月にリークされた背面カバーの写真も、その主張を裏づけるものだった。カメラ用の穴がわずかに大きくなっていたことから、新しいバージョンではこれまでより大きなカメラモジュールが搭載されると考えられたのだ。
結果:新しいiPadには、iPad 2のものよりも画質が大幅に向上した、5メガピクセルのカメラが搭載されている。チャットサービスのFaceTimeで使う前面のカメラは、VGA画質のままだ。
iPad 2が発表されたとき、第1世代のデバイスは廃止されることになった。価格は下げられ、予備品は売り切れになった。しかし7日のiPad発表の前には、AppleがiPad 2をそのまま残すのではないかといううわさがあった。同社は現在、iPhoneでも同じように、iPhone 4Sと並行してiPhone 4と「iPhone 3GS」を発売しているが、価格は安くしている。
DigiTimesも1月に、AppleはiPad 2の提供を続ける予定であり、iPadをじりじりと追い上げている低価格タブレットと競争できるように一部のエントリーモデルでは価格を299ドルまで下げるだろうと報じた。より最近(先週)になって、DigiTimesはもう一度その点について言及し、AppleはiPad 2に特別な8Gバイトモデルを用意して、新しいiPadと同時に販売しようとしているとした。
結果:これは半分正しい。AppleはiPad 2を残そうとしているが、16Gバイトモデル限定である。Wi-Fiモデルが399ドル、Wi-Fi+3Gモデルは529ドルで販売される。
新しいiPad発表の前に広まったうわさの中で、おそらく最も信ぴょう性が乏しかったものの1つが、先週、中国のマイクロブログサービス「Sina Weibo」に不意に掲載された価格表だろう。それは、iPadの新モデルが先行モデルよりも70ドルから80ドル高くなることを示唆していた。
9to5Macは先週の記事で、このニュースを否定している。9to5Macの記事では、新しいiPad用の部品番号としてリークされた情報の一覧を掲載し、同デバイスはiPad 2と同じ容量と価格で発売されるとしていた。
結果:iPadの価格と容量は以前と変わらない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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