結果:実際に、新しいスクリーンは2048×1536ピクセルだ。このスクリーンは「iPhone 4」や「iPhone 4S」「iPod touch」のRetina Displayよりもかなり画素密度が低いのだが、AppleはRetina Displayと名付けている。Appleは、人々は小さいデバイスのスクリーンは顔から10インチ(約25cm)の距離で見るが、iPadでは15インチ(約38cm)離して見ることになると主張している。
クアッドコアプロセッサのうわさは、Bloombergが1月に、次のiPadは「4G LTE」もサポートすると報じたことから始まっている。9to5Macも続報として、当時は開発者向けのベータ版だった「iOS 5.1」に、Appleがコア数の多いデバイス専用の処理ツールを開発している兆候があると報じた。2月初めには、Boy Genius Reportが4つのコアを持つ新しいiPad向けとされるデバッグコードを掲載したが、これは決して決定的とは言えないものだった。
それ以降は話が混乱しており、より最近の報道では、チップは4つではなく2つだとされていた。そうした報道の中には、デュアルコアのチップ「A5X」と思われるリーク写真もあった(右上を参照)。この名称については、The Vergeが6日に別の記事で再び確認したばかりだ。
結果:新しいiPadに搭載されたA5Xチップは、実際にはデュアルコアチップだ。ただし、グラフィックスはクアッドコアになっており、このうわさは少しずれていたことになる。重要なのは、リークされていたA5Xが本物だと判明したことだ。
より高速な4G LTEネットワークのサポートはiPad 2の発表前に予想されていたが、当然実現しなかった。今回は、通信事業者による4Gのサービスエリアが広がり、モバイルデバイスのチップセットが発達したことから、この考えは以前よりも多少妥当なものに思えた。
次のiPadではより高速の通信技術が採用されるだろうという兆候が表れ始めたのは、2011年11月のことだ。このとき、iPad 2の通信チップのメーカーであるQualcommが新しい4Gチップを発売している。Bloombergはその数カ月後、AppleがLTEネットワークへの対応を計画していると報じた。この点については、The Wall Street Journalも2012年2月に個別に報じている。
結果:新しいiPadは4G LTE接続をサポートする。米国ではVerizon WirelessとAT&Tのネットワークに接続できる。この2社の4G LTEの周波数帯は違うので、Appleはそれぞれの通信事業者向けに専用モデルを用意した。
まず言っておきたいのは、Appleは今まで、カメラを搭載した新しいiOSデバイスを発売する際に、カメラモジュールを改善しなかったことは一度もない点だ。良い例が、iPhoneの5世代すべてで、カメラモジュールの改善が行われてきたことだ。
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