Forresterが米国時間1月26日に公表した調査結果によると、企業におけるApple製品の存在感が急激に増しており、従業員5人中1人が使用しているという。
この調査は、17カ国のIT労働者1万人に加え、米国および西欧諸国の「ITハードウェアの購入決裁権者」3350人を対象としており、回答者の21%がApple製品を1つ以上利用していることを明らかにしている。個人所有の製品も含む今回の調査結果で利用が最も多い製品は「iPhone」だった。
Forresterによると、Apple製品の利用は上層部で進んでいるという。企業においてマネージャーおよびディレクター(もしくはそれ以上)職にある社員の方が一般社員よりもApple製品の利用を好む傾向にある、とForresterでは述べている。
この傾向は、収入に関する傾向とも合致しており、収入が15万ドル以上の場合、2クラス下である5万~9万9000ドルの場合よりもApple製品の利用率が2倍となっている。また、Forresterによると、Apple製品を使う企業は米国外の方が多く、特に中国や新興市場で見られたという。
調査対象となった企業の46%がMacを社員に支給しており、この割合は2年前に比べて50%以上増加しているとForresterは述べている。ただし、Macを支給する企業の中をみると、支給される全コンピュータのうち、Macの割合は7%であり、他のコンピュータはMicrosoftのWindowsなどのOSを搭載していると思われる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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