Appleが、2011年に退社したAndy Miller氏に代わり「iAd」プラットフォームの運営にあたる人物を選出した。
この件に詳しい3人からの情報を引用したBloombergの報道によると、AppleはiAd担当のバイスプレジデントにTodd Teresi氏を選んだという。
Teresi氏は数々のテクノロジ企業で役職を務めた経験があり、直近ではAdobe Systemsでメディアソリューショングループのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーの職にあった。Adobeの前には、Quantcast、Yahoo、PriceWaterhouseCoopers(PWC)などに在籍していた。
Appleの広報担当者は、Teresi氏の採用に関してコメントを拒否した。
新しい役職において、Teresi氏はAppleのシニアバイスプレジデントであるEddy Cue氏の直属になる。Cue氏は2011年9月に昇進し、iAdを含む同社の複数の分野を監督する立場になった。
Teresi氏は、8月にAppleを退社したAndy Miller氏の後任となる。Miller氏は、共同創設者で最高経営責任者(CEO)だったQuattro WirelessがAppleに買収されたことで、モバイル広告担当のバイスプレジデントとしてAppleに加わっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」