モバイル広告プラットフォーム「iAd」は発表からほぼ1年が経過し、Appleがその販売手法を変更した。
The Wall Street Journal(WSJ)は米国時間7月7日、大口のiAd購入案件を獲得するためのプランをAppleが広告会社に提供し始めたと伝えた。このプランでは、iAd枠が分割可能で、Appleから直接購入するよりも小口の枠を企業に提供できるようになる。今回の動きは、より小規模な広告キャンペーンを展開したいと考える広告主にとって、iAdを選びやすいものにすることが狙いにある。
WSJによると、Appleは、WPP傘下のGroupMと最初の契約を結び、GroupMは、100万ドル以上の販売を約束しているという。50件以上のiAdを利用した広告キャンペーンが準備中であるという。
Bloombergも同日、Appleが大口の広告主を引きつけておくためにiAdを「最大70%」値下げしたと伝えていた。しかし、WSJは、新しいアプローチに値下げは含まれていないと報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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