「Windows XP」はリリースから10年以上経った今も世界のOS市場を支配しているが、「Windows 7」がその差を縮め続けている。
Net Applicationsが発表した2011年12月のデータによると、同年12月のWindows XPのシェアは46%だったという。リリースから10年後にしては立派だが、この数字はWindows XPの利用が大幅に減少していることを示してもいる。Windows XPの2011年1月のシェアは55%で、その後月を重ねるごとに低下してきた。
一方のWindows 7は上向きで、2011年12月のシェアは約37%だった。この数字は、2011年1月の22%から大幅に増えており、シェアが毎月増加し続けていることを改めて示した。
3位は「Windows Vista」で、2011年1月の11%超から8%まで低下した。
一方、Apple製品では、2011年12月に「Mac OS X」がOS市場で約6%のシェアを獲得した。「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」はシェア3%でMac OS Xとしてはトップにあるが、利用は徐々に減少している。「Mac OS X 10.7 Lion」の2011年12月のシェアは2%で、2011年夏にリリースされて以来人気が高まっている。
Linuxは引き続き、忠実なユーザーの間でニッチ市場を確保しており、2011年12月にはOS市場で約1.5%のシェアを占めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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