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見た目は“それっぽい”ムービーケータイ--中国トンデモケータイ図鑑

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ビデオカメラとケータイが融合

 最近はケータイのカメラもデジカメに迫るほどの性能を有したものが増えている。顔認識や手ぶれ補正はもちろんのこと、1000万クラスの画素を搭載したケータイも増えている。しかもケータイならば撮影してすぐにメールで送ったりソーシャルサービスに流したりなど、写真の活用も自由自在だ。写真は印刷してアルバムに貼ったり手帳にはさんで持ち歩いたり、という時代は遠い昔のものとなり、今では誰もがケータイに写真を入れて見せ合うのが当たり前になっている。

  • メーカー名不詳の「DV800」

 中国でも最近は大画面かつ高画質カメラを搭載したケータイが増えてきたおかげで、観光地に行くと誰もがケータイで写真をバシバシ撮影する光景を目にすることができる。フルタッチケータイもスマートフォン利用者が増えており、iPhoneを見かけることも少なくない。その一方でデジカメの売り上げも年々増えているようだ。やはり写真を撮影することをメインに考えれば、ケータイの形状よりもカメラの形のほうが写真を撮りやすいってことなのだろう。これが長時間のムービーとなると、ケータイを構えているよりビデオカメラのほうがやはり使いやすそうだ。

  • なにやらマルチメディアに強いような説明が並ぶ

 では持ちやすい形状のケータイが出てきたら、カメラとしても使いやすくなるんじゃないだろうか?そんな設計思想から生まれてきたのが今回紹介するケータイだ。普段はケータイとして使いつつ、いざ写真やムービーを撮るときは片手でサクッと使える、そんなデザインのケータイがこれまでなかったほうが不思議かもしれない。例によってメーカー名のない「DV800」という名前のこのケータイは、カメラケータイの世界に革命を起こす存在になるかもしれない?

 とはいえこの形状、某社の片手持ちハンディービデオカメラにそっくりだ。実のところは「あ、この形そのまま真似ちゃえ!」なんて安易な発想から生まれた製品なのだろう。でもこれでカメラやディスプレイ性能がしっかりしていたら、メインのカメラとして毎日持ち運ぶことも夢ではないかも。さっそく使ってみることにしよう。

カメラ周りは本格派っぽい

  • パッケージを開けたところ

 パッケージを開けるとDV800本体がすぐに姿を現わすのだが、カメラっぽく売るならもう一工夫欲しいところだ。まぁこうやってすぐ本体が見えるのが最近のスマートフォンの流行だし、作ったほうもパッケージングまでは考えていないんだろう。ちなみに本体のディスプレイ下の[DV-mobile」と右側の「DIGITAL MOBILE」の書体や大文字小文字が統一されていないあたり、後から適当に文字を追加したんだなーなんて思えてしまう。これ見ただけで「うーん、もしかして買って失敗しちゃったかも?」と感じちゃいそう。

 とはいえ本体は全体がブロンズカラーで重厚感ある雰囲気。キーパッドの周りはどことなくドイツの機械工芸品でも見ているような美しさも感じられる。十字方向キーの外を覆うように選択キーがいくつも並ぶデザインも優れた設計だ。大昔のNokiaやSiemensのケータイのデザインに似てるような気もするが、同じ思想で設計した製品の見た目というものはどことなく類似したものになっていくのかもしれない。

  • ブロンズカラーと重々しいキーパッド周りがいい雰囲気だ

 背面のほうは打って変わって「カメラ」を大きくアピールしたものになっている。8メガピクセルや5倍ズームなどの派手なステッカーが結構目立つ。もちろんカメラは8メガもないし、ズームも光学ではない(笑)。その下のQVGAディスプレイは冷静に考えると大したスペックじゃないけど、こんな表記をされるとものすごい機能に見えてしまいそうだ。そして一番下にある「Digital Camera」、うーん、これは書く必要ないんじゃないのー?

 さて8メガらしいカメラなのだが、カメラは本体の側面についている。そして普通のケータイなら本来あるはずの本体背面の上部中央はカメラらしいデザインが施され、その周りには「8X Mega Pixels For Camera Carxais」との表記がある。8Xってのはたぶんズーム倍率と混同しちゃっているのだろう。そしてCarxaisはカールツアイス?何か書いておけばすごそうに見えるだろうという考えなのだろうけど、ここはカメラじゃないから何を書いても責任ないよ、という逃げが見え隠れしているようだ。

  • 背面はちょっと派手な表記が目立つ

  • 例によってテキトーな英語表記

  • 側面もあれこれ書いてある

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