Appleは現地時間10月13日、サムスンと同社の「GALAXY Tab 10.1」に対するオーストラリア連邦裁判所の仮処分を勝ち取った。この仮処分により、完全な特許訴訟の審理が終了するまで、同製品のオーストラリアでの販売が差し止められることになる。
Annabelle Bennett判事はシドニーで略式判決文を読み上げ、どちらかの判決を下した場合にどちらの企業がより大きな不便を強いられるのかを判断するために、比較考量を公平に行ったと述べた。
完全な特許訴訟の準備が進められている間にGALAXY Tab 10.1がリリースされると、Appleが被る損害はかなりのものになるだろうとBennett判事は述べた。同様に、GALAXY Tab 10.1の販売が差し止められると、サムスンは同デバイスを販売していれば得られたであろう売り上げを失うことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス