NECパーソナルコンピュータは9月12日、個人向けPCとして秋冬モデルを発表した。ラインアップの中でも、注目されるのは新カテゴリ製品として登場したスレート型PC「LaVie Touch」(PC-LT550/FS)だ。Windows 7を搭載した製品で、タブレットの手軽さと、Windows 7搭載によるアプリケーションなどの自由度を両立したPCと言える。市場想定価格は10万円前後。
LaVie TouchのスペックはCPUにインテル Atom Z670、10.1型1280×800ドット解像度のIPS液晶、2Gバイトメモリ、64GバイトのSSD、IEEE 802.11b/g/nの無線LAN、Bluetoohを搭載する。バッテリ駆動時間は約10.6時間。サイズは263×183×15.8mm、重さは729g。液晶画面の表面はノングレアタイプだ。
Windows 7を搭載し、液晶もノートPCと遜色ないサイズと解像度を持っているため、手軽なノートPCの代わりとしても活用できる。
Microsoft Office Home and Business 2010をプリインストールしているため、互換性を気にすることなくOffice文書の作成や編集ができる。
LaVie Touchは、DVDドライブを搭載しドッキングできる「マルチステーション」とワイヤレスキーボード、マウスが付属する。セットで使えばキーボード、マウス付きのPCとして利用できる。
LaVie Touchは一見、最近流行のタブレットに見えるが、れっきとしたWindows PCだ。