今週開催されるMicrosoftのカンファレンスで披露される予定のサムスン製タブレットには、Intelのチップが搭載されていると、同端末に詳しい情報筋が述べている。
Windows担当の責任者であるSteven Sinofsky氏が今週、カリフォルニア州アナハイムで開催される開発者向けカンファレンスBUILDで、サムスン製タブレット上で稼働するMicrosoftのOS「Windows 8」の初期バージョンを披露する予定である。
披露(そして、おそらくは一部の参加者に配布)されるタブレットの少なくとも1つのバージョンに、Intelのチップが搭載されていると、同端末に詳しいある業界情報筋は述べた。
Intelチップが搭載されているというのは驚くべき事実かもしれない。多くのWindows 8搭載タブレットには、Qualcomm、Texas Instruments、NVIDIAといったサプライヤーが提供する、Intelチップとは競合するARMプロセッサが搭載される見込みだからである。NVIDIAのチップは現在、GoogleのOSである「Android」を稼働するMotorola、サムスン、ソニーのタブレットにも搭載されている。
MicrosoftとIntelは、この報道に対するコメントを避けた。サムスンからもコメントを得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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