キングソフトは9月9日、Android端末とPCをWi-Fi経由で接続し、ブラウザ上からデータ管理やバックアップ、PCからの転送などが行えるアプリ「KINGSOFT Data Manager」の販売を開始したと発表した。パッケージ版を全国の家電量販店で、ダウンロード版を同社オンラインショップで発売した。価格はともに1980円。7日間の試用版をAndroidマーケットで提供する。
KINGSOFT Data Managerは、Android端末にインストールして端末をウェブサーバ化する。起動すると端末にアクセスするためのIPアドレスとパスワードが表示され、PCからWi-Fi経由でアクセス、ウェブブラウザからデータの管理やバックアップができる。
データは写真や音楽、動画、マイフォルダ、アプリなどタブごとに整理され、ブラウザから操作できる。バックアップしたデータは別のAndroid端末に復元できるため、Android端末の紛失や故障の際に有効となる。
PC側に専用ソフトをインストールする必要がなく、ブラウザ経由でアクセスするためWindowsやMac、Linuxなど多くのOSで利用可能だ。同社のオンラインストレージサービス「KDrive」と連携できるため、最大2Gバイトまでのデータを無料でオンラインストレージに保存できる。PCを変更しても、バックアップされたAndroidのデータにアクセスできる。
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