米国の格付け会社Standard & Poor's(S&P)は米国時間8月16日、Google株を「買い」から「売り」へと格下げし、目標価格を700ドルから500ドルに引き下げた。Googleの株価は、Motorola Mobilityを125億ドルで買収すると発表した後、16日に3%以上下落して539ドルとなっている。
S&Pの株式アナリストであるScott Kessler氏は、The Wall Street Journalの記事に引用された調査報告の中で、「Googleが15日に発表したMotorola買収計画を詳細に検討した結果、GoogleとGoogle株に対するリスクが大きくなったとわれわれは考える。この取引は2012年に完了すると予想するが、Googleが示す2012年初めよりは遅くなるだろう」と述べている。
「さらに、Motorolaの特許が広範で価値あるものだとしても、知的財産に関する問題から『Android』を保護できるかどうかは定かではない。Motorolaの買収は、Googleの成長、利益、バランスシートにマイナスの影響を及ぼすだろう」(Kessler氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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