Googleは米国時間8月11日、同社が6月末に公開したソーシャルネットワーク「Google+」向けにゲームを発表した。新しいゲーム機能によってGoogle+ユーザーはGoogle+の内部からゲームを楽しむことができる。これらのゲーム中には、他のGoogle+ユーザーと一緒に遊べるものも含まれる。
初公開となるGoogle+用ゲームには、Rovioの「Angry Birds」、PopCapの「Bejeweled Blitz」、Zyngaの「Poker」などがある。「Facebook」に提供されているゲームと比べるとささやかなコレクションだ。Facebookは、プレーヤーがFacebook内にとどまったまま、クリックするだけで楽しめるソーシャルゲームを提供することで、急成長ビジネスを生んでいる。
Googleのエンジニアリング担当ディレクターであるDavid Glazer氏によると、ゲームの初期バッチは「Google+のAPIから欠点をなくす」ために意図的に小さくしたという。同氏は、Google+ゲームの一般公開に先駆けて「少しずつ」開発者を増加させるほか、機能を追加していく予定だと述べた。
ユーザーがゲームを利用できるようになる時期だが、Googleのエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるVic Gundotra氏は、同機能について発表した投稿の中で、ゲーム機能を「徐々に」Google+コミュニティーに公開していき、誰もが「まもなく」利用できるようになる、としている。Googleがいわゆる「実地試験」を拡大する中、Google+自体は招待された人のみが参加可能な状態が今でも続いており、利用を希望するユーザーには登録が求められる。
ゲーム関連スコアのアップデート表示でユーザーフィードが埋め尽くされることのないように、ユーザーがGoogle+でゲームを楽しむ場合だけアップデートが表示され、ゲームをしないユーザーにはこうしたアップデートが全く表示されないようになっている、とGoogleは述べている。
「ゲームに興味がない場合は簡単に無視できる。また、ストリームを親しい人々との会話に集中した状態に保つことができる」(Gundotra氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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