Googleは、2011年7月に「Google+」のネイティブアプリケーションを「iPhone」ユーザー向けに提供したのに続き、同アプリケーションをAppleの「iPad」タブレットおよび「iPod touch」端末でも動作するように更新した。
米国時間8月8日午前のアップデートにより、同一のアプリケーションがこれらの端末で動作するようになった。ただし、iPad上では、ネイティブな大画面アプリケーションではなく、単なる2倍表示版として動作する。iPadおよびiPod touchのユーザーはこれまで、App Storeから同アプリケーションをインストールすることさえできなかった。
Googleは、互換性の修正に伴い、グループチャットサービス「Huddle」の設定に少し変更を加え、ユーザーが自分にメッセージを送信できる人を、所属するサークルに基づいて選択できるようにした。またGoogleは、サークルに加えられた時にユーザーが受信する通知をまとめ、一元管理されるようにした。
Google+は引き続き、Appleの「iOS 5」の開発者向けベータ版では動作しない。iOS 5は今後1~2カ月のうちにリリースされる予定である。Googleは、今回のビルドにおいて便利なポップアップメッセージをテスト版iOS 5ユーザー向けに追加し、この動作状況を警告している。
Google+は、招待された人のみが参加可能な状態が今でも続いているが、先週には会員数が2500万人に達したことが報じられた。同サービスは、Facebookなどの大規模ソーシャルネットワークに代わるサービスとして6月末に提供開始され、Googleの多数の資産および技術を傘下に統合している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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