Google+の成長を維持するには--グーグルが取るべき次の一手

Jay Greene (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2011年08月05日 07時30分

 「最近わたしに何をしてくれたか」というのがウェブの世界だ。「Google+」について考えてみてほしい。

 Facebook気取り、Twitterキラー、ソーシャルメディアの次なる大物とされるこのサービスがスタートしたのは、わずか1カ月と少し前のことだった。そして、テクノロジの話題を追いかけている人々はすでに次を探している。

 つい先週、Google+のトラフィックが減少し始めているという報道があった。市場調査会社Experian Hitwiseのレポートによれば、Google+の7月第4週の訪問者数は179万人で、前週比3%減だったという。Googleはすかさず、その測定値には2つの「非常に重要な」インタラクションの形態が含まれていないと指摘した。モバイル利用分と、Googleのナビゲーションバーからのクリックだ。

 Google+は米国時間6月28日の「プロジェクト」ローンチから始まった。Googleはこのプロジェクトという言葉を、同サービスが完成形だと思われないようにするために使っている。利用中のユーザーからの招待制という制限を続けているものの、ユーザー数はすでに2000万人だ(編集部注:comScoreからは、7月24日に「Google+」のユーザー数が2500万人に達したというデータも8月2日に発表されている)。

 テクノロジ評論家からは多くの称賛の声が寄せられている。特に評価が高いのが「サークル」だ。これは、アップデートの公開先を絞れるように、ソーシャルネットワークをカテゴリ別に容易にグループ分けできる機能。また、電話会議で最大10人のユーザーが同時に利用できるビデオチャットサービス「Hangouts」も支持を得ている。

 だが、Facebookの7億5000万人に追いつくために急成長する必要があるGoogle+にとって、トラフィックの減少はわずかだとしても良い兆候とはいえない。そして、懸念すべきは訪問者数の減少だけではない。Experian Hitwiseはさらに、7月第4週のGoogle+への平均訪問時間は5分15秒で、前週比10%減だったとしている。

 減少の一因は、この華々しい最新サービスが急速に古くなっていることにあるとも言える。しかし、Googleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Page氏が7月の金融アナリストとの電話会議で語ったように、同社がGoogle+を「歯ブラシのように誰でも1日2回使う」サービスにしたいと考えているのなら、この傾向は芳しくない。

 では、このように幸先の良いスタートを切ったGoogle+を成長基盤とするためにGoogleが取るべき次のステップは何か。まず考えられるのが、一般への開放だ。瞬く間に2000万ユーザーを集め、かつ機能停止もほとんどないという事実は十分注目に値する。ソーシャルネットワークが有意義なものであるためには、多くのユーザーを獲得して、利用し続ける理由を与える必要がある。

Google+

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