米国時間8月9日の市場取引における株価の乱高下を受けて、AppleとExxon Mobilは、「株式時価総額世界一の上場企業」という称号をかけた劇的な競争で順位を入れ替えた。
The Wall Street Journalは9日、両社の順位が一時的に入れ替わったと報じた。Appleの時価総額は3415億ドルに達し、Exxonの3414億ドルを上回った。その後Exxonの時価総額はAppleを20億ドルほど上回り、首位を奪還した。Appleはその後再び浮上し、首位を取り戻した。そして、Google、Yahoo Finance、Bloombergによると、Appleは取引終了間際、Exxonに再度抜き返されという。
株式時価総額は、株価に発行済み株式数を掛けたものとして定義される。Exxonは、この指標に基づいて2005年にGeneral Electric(GE)を追い抜いた。
MarketWatchが指摘するように、Appleはほんの10年前、S&P 500企業の時価総額ランキングで287位に位置していた。2011年に入ったばかりの時点で同社の時価総額は3000億ドルに達し、2011年6月半ば以降は勢いよく伸び続けている。7月初めには、記録的な第3四半期決算を受けて、株価が一時400ドルを超えた。
Appleは2010年5月、時価総額でMicrosoftを上回り、話題を呼んだ。Microsoftはかつて、1億5000万ドルの出資と事業契約によりAppleを救済していたからだ。2010年10月には、Appleは売上高でもMicrosoftを追い抜いた。
Apple Market Cap Stock Chart by YCharts
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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