グーグルの特許訴訟攻撃批判、MSとの非難合戦に発展

Jay Greene Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年08月05日 08時01分
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UPDATE Googleの法務責任者は、特許を巡ってMicrosoftが同社に対して陰謀を企てたと批判したが、Microsoftはそれを無視するどころか、Googleに対する攻撃を強めた。

 そして、それに対してGoogleがさらに反論したことから、特許戦略の議論は、過去にこう言ったああ言ったというブログ投稿やツイートによる言い争いへと発展した。

MicrosoftのFrank Shaw氏 MicrosoftのFrank Shaw氏
提供:Microsoft

 Microsoftの広報担当幹部であるFrank X. Shaw氏は米国時間8月3日夜、MicrosoftがAppleなどと共謀してGoogleが特許を利用できないようにしているというGoogleの最高法務責任者(CLO)David Drummond氏の主張にTwitterで反論した。Shaw氏は、Googleの法律顧問を務めるKent Walker氏がMicrosoftの法律顧問であるBrad Smith氏に宛てた2010年10月の電子メールを公開した。メールの内容は、Novellの特許を共同で入札しようというMicrosoftの提案を丁重に断るものだった。

 Walker氏は電子メールの中で、「当方で話し合った結果、さまざまな理由に基づき、この件については共同入札しない方がわれわれにとって望ましいように思われる。しかし、今回の提案には感謝しており、他に同様の機会が今後あれば、いつでも話し合いたいと考えている」と記した。

 これは、「(Microsoftなどの企業によるGoogleのモバイルOSである)『Android』に対する敵対的かつ組織的な運動」だというDrummond氏の主張に対する反論のようである。Shaw氏はそれを、自身のツイートで高らかに指摘した。

 「David Drummond氏に無償で忠告しよう。次回のブログの前にはKent Walker氏に確認するとよい」とShaw氏は記し、メッセージの後に笑顔の顔文字を付けた。

 これに先立ち3日にはSmith氏もTwitterで、Googleの矛盾点を指摘した。Smith氏はツイートで、Googleは、Novellの特許を共同入札しようというMicrosoftの提案を拒否したと記した。

 「Googleに取られまいとわれわれがNovellの特許を買収したとGoogleは言うが、本当だろうか?われわれは一緒に入札しようとGoogleに声をかけたのに、彼らがノーと言ったのだ」

GoogleのDavid Drummond氏 GoogleのDavid Drummond氏
提供:Google

 Drummond氏は、発端となったGoogleブログへの投稿を4日に更新し、Microsoftの回答は、「われわれが提起した問題の本質に触れることなく、的外れな指摘によって注意をそらそうとした」ものだと主張した。

 続いてDrummond氏は、GoogleがMicrosoftと共同でNovellの特許を落札したとすると、Androidは共同ライセンスに関する規則に基づき、法的な攻撃を受けるリスクを負う恐れがあったと論じた。

 「すべての関係者がライセンスを得る形でNovellの特許を共同取得した場合、Microsoftとその入札パートナーらの攻撃からAndroidを保護するというこれらの特許の効力が失われることになっていた」とDrummond氏は記している。「われわれがこれらの特許によってAndroidを防御できないようにして、われわれにその権限を与える代わりに支払いをさせるというのが、彼らの巧妙な戦略であったにちがいない。われわれはそれに引っかからなかった」(Drummond氏)

 Drummond氏はその後、米司法省がMicrosoft傘下のCPTN Holdingsに特許を売却させ、それらの特許をGNU General Public License(GPL)の下に配置させたという動きについて、Androidが標的になっているというGoogleが最初に発信したメッセージを「再確認」させるものだと付け加えた。

 これに対して、MicrosoftのShaw氏がまた応戦した。Shaw氏は矢継ぎ早にツイートを発信し、Drummond氏のブログ更新に対して皮肉たっぷりに応じた。また、不機嫌な感情をあらわにした。

 Shaw氏は、「再びこんにちは、David Drummondさん」と最初のツイートの冒頭に記し、「数回のツイートが必要になりそうだ。では始めよう」と続けた。

 Shaw氏は、Novellの特許に共同入札するというMicrosoftの提案を自ら拒否したことに、Googleが触れていないと指摘した。Shaw氏の主張によると、Googleが望んでいたのは他社の攻撃に使える特許を手に入れることだったからだという。Microsoftとの入札には、獲得した特許に関するクロスライセンス協定が含まれることになったと思われる。

 Googleが単独行動を決めたことは、同社が「他社との提携や業界全体での特許の法的問題の軽減」に興味がなかったことの証しだ、とShawは書いている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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