Appleとサムスンがオーストラリアの連邦裁判所において、同国でサムスンが「GALAXY Tab 10.1」の米国版を販売しないことで合意に達したという米国時間8月1日の報道を受け、サムスンはこの合意について認めた。
サムスンの広報担当者は、「Android」関連情報を扱うブログAusdroidに声明を寄せ、GALAXY Tab 10.1のオーストラリア市場向けモデルを「近い将来」リリースする計画だと述べた。
Appleは、サムスン電子がオーストラリアで販売する計画が一切なかったサムスン製GALAXY Tab 10.1のあるバージョンに関連してオーストラリアの連邦裁判所に提訴した。裁判所から差し止め命令は発行されておらず、本訴訟の当事者たちは、当該バージョンをオーストラリアで販売しないことを定めた取り決めで合意に達した。オーストラリア市場向けのサムスン製GALAXY Tab 10.1は、近い将来にリリースされる予定だ。
オーストラリア市場と諸外国で販売されている他のサムスン製スマートフォンやタブレットはいずれも、この取り決めによって影響を受けることはない。
サムスンは引き続き積極的に知的財産の防御と保護に努め、モバイル通信事業での継続的な革新と成長を確保していく。
この声明は明らかに、Appleから再び法的措置を仕掛けられるのを避けるため、当該機器にどういった変更を加えるのかについては詳述していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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