Microsoftは米国時間7月25日、ゲーム機「Xbox 360」に価格149.99ドルのモーションコントローラ「Kinect」を導入しているユーザー向けに、「Avatar Kinect」を公開した。
このソフトウェアは、Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏が1月の「2011 International CES」で正式発表していたもので、ユーザーのしぐさや顔の動きを追跡し、それを画面上のユーザーのアバターに反映させる。つまり、ユーザーが頭をかしげたり眉をつり上げたりすると、それと同じ動きが画面上で再現されるわけだ。このような技術を備えたAvatar Kinectソフトウェアは簡易チャットルームとして機能し、そこではユーザーと最大7人の友達が、24種類の「仮想ステージ」のいずれかに集まって交流できる。
この新しいチャットツールは、MicrosoftがKinectの最新テクノロジを体験できる場所として6月に立ち上げた「Kinect Fun Labs」を通じて公開されている。Kinect Fun Labsでは、「Kinect Sparkler」も28日に公開となる予定だ。こちらは、手の動きを追跡して3Dの仮想キャンバス上に光の線を描く、3ドル相当のソフトウェアだ。
Avatar Kinect公開を記念して、Microsoftは9月8日まですべての「Xbox LIVE」会員にこの機能を無料提供する。9月8日以降は、有料の「Xbox LIVE Gold」会員のみ利用が可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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