Googleがすべてのウェブ開発者を対象にしたアプリ内課金サービスを開始した。
アプリ内課金サービスは、同社が5月に開催したカンファレンスGoogle I/Oで最初に発表された。このサービスを利用すると、開発者は1クリックによる支払い機能をアプリ内に組み込める。Googleは発表時、コードを1行追加するだけだとして、任意のウェブアプリに同機能を簡単に統合できる点をアピールしていた。
初披露の際、Googleはこの機能の提供先は「Chrome Web Store」を使う開発者に限られると説明していた。しかし、Googleは米国時間7月19日、同社のアプリ内課金システムが「ホスティング先に関係なく、すべての開発者が自身のウェブアプリに統合できる」ようになったと発表した。
このシステムの最大の売りは料金設定だ。Appleが売り上げの30%を取るのに対し、Googleが手数料として徴収する割合は5%に設定されている。
このアプリ内課金システムに申し込むには、開発者はまず「Google Checkout」に登録する必要がある。アプリ内でアイテムを購入するユーザーは、各自のGoogleアカウント経由で支払い可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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