サンフランシスコ発--Googleは米国時間5月11日、「Chrome Web Store」のアプリケーションに対し、同社課金システムを利用したワンタッチのアプリ内課金を可能にする機能を当地で開催の年次開発者カンファレンスGoogle I/Oで発表した。
これによりユーザーは、ワンクリックで購入が可能になり、コミック本であろうがゲームであろうがそのアプリケーションに直ちに戻ることができる。
ユーザーがワンタッチで容易に支払いができるようにするとともに、開発者らがこの機能を容易に追加できるようにしたいとGoogleは考えたと、同社のVikas Gupta氏は述べた。コードを1行加えるだけで、この機能を追加することができる。
またGoogleは、開発者らがこれらのアプリケーションで収益を上げられるように、適正な価格体系を提供したいとも考えた。売り上げに対してGoogleが徴収する5%という割合は、Appleが徴収する30%よりもかなり低くなっている。
Chrome Web Storeは現在、41言語で1億6000万人いるChromeユーザーに全てに対して利用可能となったとGoogleは述べている。また、同社は、Chrome Web Storeついて、最初の3カ月間で7000万のアプリケーションがインストールされたことも明らかにした。
生産性アプリケーションSpringpadなどによると、Chrome Web Storeからインストールされたアプリケーション内でユーザーが過ごす時間は2倍となっており、ゲームにおいては「トランザクション」が2.5倍となっているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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