日本でもスマートフォン利用者が急増しているが、スマートフォンに加えてタブレット端末も持っているという人はどれほどいるのだろうか。「大画面でウェブサイトや動画を見たり、友人と写真を共有したりしたいけど、それだけのために数万円も払うのはなぁ」と、購入に踏みきれない人もきっといるだろう。私もまさにその1人だ。
「もう中古でもいいから安い端末を探してみよう」。そう思い、Yahoo!オークションで探してみたところ、何と即決価格が5000円前後のAndroid タブレットが大量に出品されているではないか!ざっと見たところ、OSにAndroid 2.2を搭載した7インチのタブレット端末が最も多く出品されているようだ。
しかし、商品説明をよく見ると、海外から直送のため送料が2000円前後かかる。つまり、実際にはトータルで7000円前後の商品ということになる。それでも国内で販売されているiPadやGalaxy Tabを買うより断然安い。タブレット端末が欲しかったことと、そもそもこの価格で使い物になるのか確かめたいという気持ちもあり、この7インチのタブレット端末を買うことにした。
商品代金を支払うとすぐに発送の連絡があり、それから約1週間で商品が到着した。発送先が上海だったので、これがいわゆる“中華Pad”というやつなのだろう。段ボールから出したところ、すでに外箱がへこんでいた。もともとそうだったのか、発送時にへこんだのかはわからない。
蓋を開けると、中にはタブレット本体と充電器、説明書、専用のコネクタが入っていた。説明書によると、「M70007T」という製品名らしい。出品者によるとスペックは、1.2GHZ(800MHz +400MHzDSP)のCPUと256Mバイトのシステムメモリを搭載。また前面には130万画素のカメラを搭載している。バッテリ容量は2500mAhとかなり少ない。
見た目だけならiPadに似てなくもないのだが、実際に手に取ってみると何とも言い難いチープ感が伝わってくる。また試しに軽く本体を振ってみたところ、中からわずがに“カラカラ”と音がする。起動する前から不安が募る・・・。
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