三菱電機は6月27日、液晶テレビ「REAL」に22V型でHDDとBlu-ray Discレコーダーを内蔵した録画テレビ「LCD-22BLR500」を発表した。7月21日に発売する。店頭想定価格は11万円前後。
スタンド部にBlu-ray Discレコーダーを搭載した「前面ディスクトレイ」を採用。内蔵の500GバイトHDDには、フルハイビジョン映像を通常のDRモードに比べ、約12倍長く録画できるフルハイビジョン長時間モードを備え、最大約540時間の録画に対応するとしている。
地上、BS、110度CSデジタルチューナは2基搭載し、2番組同時録画も実現。2番組同時録画中のBlu-ray Disc再生ができるほか、録画後、指定の録画モードに自動変換する機能も備えた。
内蔵HDDへ録画予約する際、音や映像の切り換わりを認識して自動でチャプタを作成する「おすすめ自動チャプター」や、スポーツ番組や音楽番組の見どころだけを自動再生する「見どころ再生」、場面の切り替りが表示される「シーン検索」など、独自の再生機能を搭載。
ネット機能にも対応し、「アクトビラ」「TSUTAYA TV」などの利用も可能。対応チューナと本機を接続すれば「スカパー!HD録画」にも対応する。
リモコンには約100gと軽量で水や汚れに強いシートボタン式の「グット楽リモコン」を採用したほか、EPGの番組タイトルや内容などを音声で知らせる「しゃべるテレビ」機能、リモコンのボタンの二重押しなどの誤操作を防止する「報知音」機能、番組やDVDなどのコンテンツ全体の音量が一定の範囲内になる自動調整「おすすめ音量」機能などを搭載している。
三菱電機では、26V型モデルまでHDDとBlu-ray Discレコーダーを内蔵した録画テレビを展開しており、今回発売される22V型が最小サイズになる。パーソナルモデルを意識し、「オートターン」機能は省いたが、上下のチルト機構には対応している。
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