米Yahooは米国時間6月23日、年次株主総会を開催した。質疑応答の中で、米Yahooの取締役会が最高経営責任者(CEO)であるCarol Bartz氏の後継者をひそかに探しているといううわさに関する質問があったが、会長のRoy Bostock氏は、取締役会は「Carolと経営陣を強く支持している」と述べた。
米Yahooの広報担当者は、米CNETに対する電子メールで、同社はBartz氏の後継者を探してはいないと述べた。
Bartz氏は株主総会で、米Yahooの検索とディスプレイ広告の売り上げは、同氏がCEOに就任する前に減少していたことを示した。その後、ディスプレイ広告の売り上げは増加に転じ、検索の売り上げは依然としてマイナスだが、その減少率は緩やかになってきているとBartz氏は述べた。
Bartz氏はまた、検索の売り上げの減少は、2009年に米YahooがMicrosoftと提携したことから「予想された」ものだと指摘しており、2010年から検索の売り上げの12%をMicrosoftに支払っているため、2009年の売り上げとの比較は必ずしも正当でないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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