ハッカー集団のLulzSecが、ブラジル政府の2つのウェブサイトをダウンさせたことを明らかにした。ZDNet UKは、本稿執筆時点で「Brasil.gov.br」と「Presidencia.gov.br」の両サイトが利用できなくなっていることを確認した。
「LulzSecBrazil」を名乗るTwitterアカウントには、英国時間6月22日未明に「brasil.gov.brとpresidencia.gov.brを倒した。LulzSecBrazil」との書き込みがあった。
両サイトは、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を受けて停止したとみられる。これに先立ち、英国ロンドン警視庁の中央ネット犯罪部門は現地時間6月21日、LulzSecに関与している疑いで19歳の男性を逮捕している。
LulzSecは、この人物がRyan Cleary氏だとした上で、同グループのメンバーであることを否定している。
「Ryan Cleary氏はLulzSecのメンバーではない。数多くあるわれわれの合法的なチャットルームの1つを同容疑者のIRCサーバに置いていたが、それだけのことだ」と、LulzSecは英国時間6月21日夜にツイートしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」